A

 意匠を出願しようとする方は、事前に意匠公報を調査して下さい。それは次の理由からです。

1.公知の有無の調査資料として
 意匠公報に掲載されている意匠はすべて公知(公然と知られていること)とされており、意匠登録出願以前にその意匠と同一又は類似の意匠が公知になっていると、意匠登録にはならないからです。

2.図面の作成の手引きとして
 意匠を出願するには、所定の様式によって、願書、図面を作成して特許庁に提出(出願)していただくのですが、図面は意匠の権利範囲を決定する最も重要な書面です。ですから、意匠公報から図面作成の要領を学んでいただきたいからです。

 

 公報は、独立行政法人 工業所有権情報・研修館の公報閲覧室でご覧になれます。
 また、独立行政法人 工業所有権情報・研修館のホームページ内の特許情報プラットフォーム(J-PlatPat)において、公報掲載情報の検索サービスを無料で提供していますのでご利用下さい。