タイムスタンプとは

1.概要
2.タイムスタンプの仕組み

1.概要

 タイムスタンプを利用すると、タイムスタンプに刻印されている時刻以前にその電子文書が存在し、その時刻以降電子文書が改ざんされていないことを証明することができます。

 我が国では従前から、国税、商取引(電子請求書、電子契約書)、医療(電子カルテ)等の分野において利用されてきました。

 近年、権利化や営業秘密としての秘匿化を含む戦略的な知財管理を実施する際、紛争等が生じた場合には技術情報の保有時点を証明可能にしておくことの重要性が説かれる中、知的財産の分野においてもタイムスタンプの利用が広まってきています。

 なお、タイムスタンプの発行は民間事業者が提供するサービスであり、INPITではタイムスタンプの保管のみ行っています。

2.タイムスタンプの仕組み

 タイムスタンプサービスは、タイムスタンプ(TS)の(1)要求、(2)発行、(3)検証の過程から構成されています。

 利用者が原本データのハッシュ値(不可逆の暗号化データで、電子文書の指紋に相当)を時刻認証局(TSA)に送付し、時刻認証局がこのハッシュ値に時刻情報を付与したタイムスタンプを発行します。

 原本データのハッシュ値とタイムスタンプのハッシュ値を比較し、一致していれば改ざんされていないことが証明できます。

 タイムスタンプそのものの信頼性を確保するため、タイムスタンプに時刻認証局が電子署名を行い、タイムスタンプが時刻認証局から発行され、改ざんされていないことを保証しています。

出典:総務省「電子署名・認証・タイムスタンプその役割と活用

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[最終更新日:2019年2月15日]

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