過去の掲載事例

社内情報共有と営業秘密管理の構築をサポート

santec株式会社
◆所在地:愛知県
◆従業員数:165人
◆業種:製造業
◆事業分野: 光部品関連事業(通信、医療、計測)
光測定器関連事業

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背景
通信、医療、計測分野の光技術などで、高いレベルの技術力を有する企業。中部経済産業局知的財産室を介して当該企業から知財ADの派遣依頼を受けたことが契機。業務の効率化を推進すべく、取引先との営業情報の共有化が社内で図られており、営業秘密の管理は十分と言えない面があるとのことで、訪問支援の要請があった。愛知県知財総合支援窓口と連携。
支援内容
社長他役員及び管理職を対象に講演及び質疑応答を実施。秘密情報の特定と区分け、営業秘密管理規程や従業員への誓約書案の策定・見直しをサポートした。また管理基準を従業員が分かり易いように、保管・複製・持ち出しなどを秘密のレベルに応じて纏めた表の策定支援を行った。
特に、当該企業は取引先の情報(出張報告など)を電子掲示板等に掲載することで社員間での情報共有が図られている一方で、営業秘密としての認識が十分とは言えない面があったので、運用マニュアルや規程の見直しを行い、かつその取扱い(運用基準)について従業員が日常使い易いように秘密の区分に応じた取扱いを定めたものを表(運用表)に纏め、配布できるようにした。具体的には、社員全員がアクセス、印刷、転送できていたものを、秘密のレベルに応じてアクセスを制限し、禁複写、禁転送となるようにすると共に管理責任者の指示のもとで行うようにした。
企業の声
他社情報とのコンタミの防止や会社の大事な情報を流出することによる競争力の低下を防ぎ、かつ共同研究を行う際の信頼度をあげるようにしていきたい。
担当知財ADのコメント
社内規程の整備を行い、幹部との意見交換や従業員への周知活動を行い、管理の重要性を社員全員に理解させ、実効性を高めることもできたと考える。(境野アドバイザー)

 

社内情報共有と営業秘密管理の体制構築をサポート

伊東電機株式会社
◆所在地:兵庫県
◆従業員数:270人
◆業種:製造業
◆事業分野: コンベヤ用モータローラ・制御機器
・モジュール・ユニットなど搬送関連機器の開発
・製造・販売、植物工場事業

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背景
モータローラのトップメーカ。INPIT営業秘密セミナーを機に知財ADに相談があった。新分野(植物工場)への挑戦やIoT対応等による通信・制御のソフトウェア開発も増えたことから、権利化だけでなく、秘匿化にも取組みたいとの意向。兵庫県知財総合支援窓口と連携して支援にあたることとなった。
支援内容
社内知財担当者と共に現状の課題の洗い出しを行ったところ、秘密の特定や部門間での管理の仕方も統一されてなく、かつ新事業の開発やアイデアなどは、社長からのメモを出発点とすることも多いことが判明。そこで、まずはそういったメモの取扱いについても注意を促すため、営業秘密管理の全体像について社長と幹部向けに解説。また各部門での秘密の特定やランク分けに苦慮しているとのことで、それらの作業を指揮する課長級以上に対してもレクチャーを行うと共に、各本部の責任者(執行役員他)と意見交換を行った。特に、社長メモで多くの事業計画・開発計画・アイデアなどが発生するが、部門毎に当該メモの取扱い方法が異なるので、他の秘密情報も含めて基準を統一すべく支援を行い、レベル合わせを行った。またそれらの特定された秘密情報とそのランク付けに基づき、管理規程、運用基準、従業員との誓約書案を作成、見直しを行った。
企業の声
各本部の責任者等との意見交換などで、幹部の意識も向上し、かつ部門間での秘密の特定やランク分け、営業秘密管理を統一することができた。
担当知財ADのコメント
社長他幹部との数度の意見交換を行い、部門間での管理の仕方も統一することができ、かつ従業員への周知・徹底を図ることで、管理の重要性を社員全員に理解させ、実効性を高めることもできると考える。(境野アドバイザー)

 

受託開発事業での営業秘密管理をサポート

株式会社エマーテック
◆所在地:兵庫県
◆従業員数:36人
◆業種:各種情報処理システムに関する設計、開発、運用、保守業務
◆事業分野:情報処理

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背景
各種情報処理システム開発・販売、ソフトウェア受託開発を主な事業内容とする企業。取引先・顧客(依頼元企業)からの依頼に基づき各担当者が依頼元企業に常駐して委託・共同開発を行う場合が多い。また、依頼元企業の守秘義務契約に基づき、各開発担当者が秘密の管理を行っている状況である。このため、会社全体としてのルールも乏しく、営業秘密管理なども各開発担当の従業員毎に行っている状況で管理上不安があるとのことで、兵庫県知財総合支援窓口の支援担当者を介し知財ADに相談があった。
支援内容
社長との打合せにおいて知財ADが秘密情報の把握や顧客情報の取扱いなどの助言を行い、当該企業特有の課題に基づいた営業秘密管理規程策定の支援を行うことになった。まず、社長+2名のメンバーと当該企業では何が課題であるかを意見交換し、その課題に対応した管理規程や従業員への誓約書の策定を行った。特に、業務効率や従業員の負荷とのバランスを考慮した秘密の区分や特有な課題への対応、例えば、派遣先で作業する場合の秘密管理や情報の保管の仕方、他社情報との区分け、取引先との契約やルールを徹底させることなどについて意見交換や助言を行い、最終版を策定した。 その上で、管理の重要性を社員全員に理解させ実効性を高めるべく、全社員に対してセミナーを実施。それと共に策定した営業秘密管理規程と従業員との誓約書について、検討メンバーから説明を行い、意見交換を行うことで、従業員の充分な理解が得られ、運用が図れることになった。(知財総合支援窓口の支援担当者と連携して推進)
企業の声
活動を通して、従業員の意識向上が図られ、不注意等による情報流出も防げると考える。また情報は個々の担当者が管理していたが、今後は組織として対応できると思う。
担当知財ADのコメント
トップと主要メンバーにて社内規程の整備を行い、全従業員への周知活動を行うことで、管理の重要性を社員全員が理解したと考える。(境野アドバイザー)

 

新規取引に向けた情報管理体制の見直し

株式会社色素オオタ・オータス
◆所在地:京都府
◆従業員数:約10人
◆業種:製造業
◆事業分野:製版機・製版フィルム
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背景
高速製版機や特殊な加工を施した製版フィルムの製造を得意とする企業。大手企業との商談が上手く運び新たな取引を開始できる見込みが立ったが、これまで情報管理に取り組んでおらず取引開始に不安を覚えたため知財ADに相談。
支援内容
知財ADが企業を訪問し、営業秘密管理の概要や体制整備の進め方について説明するとともに、製造現場を見学し、フィルム貼り合わせ方法や貼り合わせ用接着剤配合等、ノウハウとして管理すべき情報を具体的に指摘し、取引に当たっての秘密保持契約に盛り込むよう助言した。また、従業員の意識向上のための社内セミナーも開催し、従業員に向けた秘密保持誓約書の見直しも行った。
企業の声
大手企業との取引を開始するにあたり、営業秘密管理や秘密保持契約等についてこれまで経験が無く不安であったが、知財ADから営業秘密管理の方法や注意すべき点について適切で的確なアドバイスを頂き助かった。
担当知財ADのコメント
この会社は少人数の企業であるが、社長様の意識が高く、知財ADが営業秘密管理について指導した結果、少しずつではあるが営業秘密管理体制構築の取り組みが進み、特に秘密保持契約書を見直したことによって、大手企業との取引にも有利に働いた案件。(古田アドバイザー)

 

新規開発製品の知財戦略構築をサポート

株式会社ミヤゲン
◆所在地:福井県
◆従業員数:約40人
◆業種:製造業
◆事業分野:包装資材、環境商品、産業資材
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背景
テイクアウトコーヒー用袋の開発を行い、大手コンビニ等への販売を予定している企業。特許等の権利取得のみならずノウハウの秘匿化も行い同業他社の参入を阻止したいとの意向で福井県知財総合支援窓口の支援担当者を介し知財ADに相談。また、社内からの漏洩のリスクや見学者への対応等も含めた情報管理についても併せて相談があった。
支援内容
経営幹部との打合せにおいて知財ADが取引先との契約や会社規則などに関する助言を行うとともに、全社員向けに意識啓発のための社内セミナーを実施。さらに、支援の過程において、特許権による保護が及ばない自社製品の品質を担保し、かつ、販路拡大を図る手段として標準化を目指すこととなり、日本規格協会(JSA)の本格支援を受ける前に、どの要素について標準化を目指すのかという点や必要となる社内体制についての整理をサポートした。また保有特許と標準化との関係の整理も行い、JSAの「総合標準化相談室」へ円滑に取次いだ。その後、「新市場創造型標準化制度」を活用した標準化案件に決定されている。(知財総合支援窓口の支援担当者と連携して推進)
企業の声
新事業製品について、標準化戦略による市場拡大やノウハウを含めた知財戦略による自社の強みの確保など、今後の事業戦略やビジネスモデルを考慮して支援・助言いただき、改めて知財の重要性を認識できた。
担当知財ADのコメント
トップダウンにて権利化・秘匿化・標準化を組み合わせた総合的な知財活用戦略を推進し、将来のビジネス展開を想定した活動を主導いただいた。また、社内規程の整備を行い、幹部・現場責任者との意見交換や全従業員への周知活動を行い、管理の重要性を社員全員に理解させ、実効性を高めることもできたと考える。(境野アドバイザー)

 

秀逸デザインで多くの有名ブランドの仕事を手がける中小企業

日の出工芸株式会社
◆所在地:北海道
◆従業員数:32人
◆業種:製造業
◆事業分野:不燃内装用デザインパネル製造、LEDサイン製造、屋内・屋外広告物製造、OEM製造
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背景
自社でデザインから加工・塗装、アッセンブリまで一貫して行っている企業。ハイセンスなデザインや視認性が評価され、大都市のブランド店、有名ホテルをはじめ全国的に実績を拡げている。LEDサインの評価も高い。納入先要求に合わせたカスタム品の他品種生産であり、デザイン、設計、特殊加工、顧客情報など、秘密として守るべき企業情報も多い。北海道知財総合支援窓口担当者が権利化支援の際、同社社長に営業秘密管理を薦めたのが支援の契機。
支援内容
知財ADが企業訪問し、社長・幹部に営業秘密管理の重要事項を説明。その後早速秘密情報を特定・抽出する作業をスタートさせた。社内グループ(営業、製造、品質管理、経営)ごとに抽出された情報を、項目毎に整理。平行して秘密情報管理規程の検討、最重要である工場の機械加工現場を中心に、立ち入り禁止エリアの設定、表示なども行った。 知財総合支援窓口担当者が活動の経過を仔細にウォッチし、適時に知財ADと連携を取ったことも功を奏し、スタートから全社営業秘密管理体制のキックオフまで僅か2か月足らずで完了した。
企業の声
INPITアドバイザーの訪問を受け、はじめて学んだ営業秘密管理を、即、自社に取り入れることを決めた。
従来から「会社の秘密を守らねばならない」という意識はあったが、それを体系的に整備し、会社の仕組みとすることができた。
第三者の目で、「秘密としてまもるべき会社の大事な情報」を、再認識できた効果は大きい。
推進責任者が「全社員の活動」と云うとらえ方で、活動を進めたことも、スムーズな体制構築に繋がった。今後もINPITアドバイザーの助言を得ながら、この体制を維持・充実していきたい。
担当知財ADのコメント
初回訪問で、社長を含む幹部が、同社の業務環境に於いて「営業秘密管理が必須」と認識して下さり、それが素早いアクションに繋がった。
また実務推進者が、ひじょうに勉強家で、営業秘密管理の基本、重要事項を十分に理解され、会社の実情に適した実務的にも有用な管理規程を、ほぼ独力で作成したことも特筆に値する。秘密情報のリストも、シンプルで全従業員に分かりやすい形に整理されている。

 

[最終更新日:2019年5月21日]

[この記事に関するお問合わせ先]
知財戦略部 営業秘密管理担当
電話:03-3581-1101 内線3841
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